TOP > 研究者プロフィール

教授 原大介(Daisuke Hara / ハラ ダイスケ)

業績

年度 題目 著者 発表日
2022 日本手話の音声的手型と音素的手型 原大介、 三輪誠 2022年12月10日
2021 モーションキャプチャによる日本手話の手の位置の音素に関する分析 西牧樹生(*)、 堀内靖雄(*)、 原大介、 黒岩眞吾(*) 2022年03月01日
2021 「音声コミュニケーションと障がい者」の発刊の意義 市川熹(*)、 長嶋祐二(*)、 岡本明(*)、 加藤直人(*)、 酒向慎司(*)、 滝口哲也(*)、 原大介、 幕内充(*) 2021年12月01日
2021 日本手話における手型変化 原大介、 三輪誠 2021年12月
2019 コーディングと動画を併用した日本手話音節の適格性予測 高藤朋史、 三輪誠、 原大介 2020年03月
2019 Construction of Japanese Sign Language Database with Various Data Types Keiko Watanabe(*)、 Yuji Nagashima(*)、 Daisuke Hara 、 Yasuo Horiuchi(*)、 Shinji Sako(*)、 Akira Ichikawa(*) 2019年08月
2018 学術手話通訳における原語借用の分析 中野聡子(*)、 後藤睦(*)、 原大介、 金澤貴之(*)、 細井裕子(*)、 川鶴和子(*)、 楠敬太(*)、 望月直人(*) 2019年03月
2018 深層学習を用いた日本手話音節の適格性解析 高藤朋史(知能数理)、 三輪 誠、 佐々木裕、 原大介 2019年03月
2018 日本手話の多用途・3次元高精度データベースの開発 長嶋祐二(*)、 酒向慎司(*)、 渡辺桂子(*)、 原大介、 堀内靖雄(*)、 市川憙(*) 2019年02月05日
2018 日本手話学習者・日本手話通訳者による日本手話音節の(不)適格性判定能力について 原大介、 中野聡子(*)、 米田拓真(豊田工業大学シカゴ校) 2018年12月
2018 What makes syllables well-formed or ill-formed in Japanese Sign Language 原大介、 三輪 誠 2018年11月
2018 Constructing a Japanese Sign Language Multi-Dimensional Database Yuji Nagashima(*)、 Daisuke Hara 、 Shinji Sako(*)、 Keiko Watanabe(*)、 Yasuo Horiuchi(*)、 Ritsuko Kikusawa(*)、 Naoto Kato(*)、 Akira Ichikawa(*) 2018年09月29日
2018 手話の語彙構造・文法解明に供する3D超高精度DBの開発 長嶋祐二(*)、 酒向慎司(*)、 渡辺桂子(*)、 原大介、 堀内靖雄(*)、 市川憙(*) 2018年09月14日
2018 多様な研究分野に利用可能な超高精細・高精度 手話言語データベースの開発 長嶋祐二(*)、 原大介、 堀内靖雄(*)、 酒向慎司(*)、 渡辺桂子(*)、 菊澤律子(*)、 加藤直人(*)、 市川憙(*) 2018年09月04日
2018 手話通訳者は日本手話音節の不適格性をどの程度認識できるか 原大介、 米田拓真(豊田工業大学(シカゴ校))、 中野聡子(*) 2018年09月
2018 学術手話通訳における日本手話要素の表出に関する分析:ろう通訳者と聴通訳者の比較から 中野聡子(*)、 後藤睦(*)、 原大介、 細井裕子(*)、 川鶴和子(*)、 隅田伸子(*)、 金澤貴之(*)、 伊藤愛里(*)、 楠敬太(*)、 望月直人(*) 2018年
2017 学術手話通訳における日本手話要素の表出に関する分析:ろう通訳者と聴通訳者の比較から 中野聡子(*)、 後藤睦(*)、 原大介、 細井裕子(*)、 川鶴和子(*)、 隈田伸子(*)、 金澤貴之(*)、 伊藤愛里(*)、 楠敬太(*)、 望月直人(*) 2018年03月31日
2017 Analyzing well-formedness of syllables in Japanese Sign Language Satoshi Yawata、 Makoto Miwa、 Yutaka Sasaki、 Hara Daisuke 2017年11月27日
2017 ろう通訳の訳出表現に関する予備的検討―国語の授業における聴覚特別支援学校教員の手話表現との比較― 中野聡子(*)、 原大介、 金澤貴之(*)、 川鶴和子(*)、 細井裕子(*)、 望月直人(*)、 楠敬太(*)、 伊藤愛里(*) 2017年09月16日
2016 ろう通訳の訳出表現に関する予備的検討―国語の授業における聴覚特別支援学校教員の手話表現との比較― 中野聡子(*)、 原大介、 金澤貴之(*)、 川口聖(*)、 川鶴和子(*)、 伊藤愛里(*)、 楠敬太(*)、 望月直人(*) 2016年
2015 手話通訳における複合語の訳出 : 通訳スキルの違いにおける比較 中野聡子(*)、 菊澤律子(*)、 市田泰弘(*)、 飯泉菜穂子(*)、 岡森裕子(*)、 金澤貴之(*)、 原大介 2016年
2015 プロジェクト活動を軸としたを軸とした英語コミュニケーション力向上への試み 伊東田恵、 原大介 2015年08月22日
2014 日本手話の文末指さしに関する一考察 aboutness topic を含む文における文末指さしを中心に 原大介、 小林ゆきの(筑波技術大学)、 内堀朝子(日本大学) 2014年11月01日
2013 いわゆる「中間型手話」の中間性の検証~中間型手話使用者の用いるCL手型から見えてくるもの~ 原大介、 黒坂美智代(藤田保健衛生大学) 2013年10月26日
2013 日本手話の文末の指さしが指し示すものは何か 原大介、 黒坂美智代(藤田保健衛生大学) 2013年10月26日
2012 いわゆる「中間型手話」の中間性の検証~中間型手話と日本手話の語内の時間構造の違いについて~ 原大介、 黒坂美智代(藤田保健衛生大学) 2012年07月07日
2011 Expansion of the System of JSL-Japanese Electronic Dictionary: An Evaluation for the Compound Research System Tsutomu Kimura(Toyota National College of Technology)、 Hara Daisuke、 Kazuyuki Kanda(Chukyo University)、 Kazunari Morimoto(Kyoto Institute of Technology) 2011年
2011 携帯電話を利用した聴覚障がい者向け情報保障システムの構築と評価 木村勉(豊田工業高等専門学校)、 高橋小百合(豊田工業高等専門学校)、 神田和幸(中京大学)、 原大介、 森本一成(京都工芸繊維大学大学院) 2011年
2010 日本における中間型手話はハイブリッド手話なのか 原大介、 黒坂美智代(藤田保健衛生大学) 2011年02月11日
2010 中間型手話は日本手話と日本語対応手話の「中間」なのか? 原大介、 黒坂美智代(藤田保健衛生大学) 2010年10月30日
2010 手話言語研究はどうあるべきか:捨象と抽象 原大介 2010年10月30日

プロフィール

学位 Ph.D.  
生年月日 年齢
所属研究室 外国語分野(原大介教授)
研究分野 言語学,手話学
URL
最終学歴 The University of Chicago, Department of Linguistics
職歴 豊田工業大学 教授 (2010年09月~現在)
愛知医科大学(専任講師・助教授・教授) (2000年04月01日~2010年08月31日)
主な研究論文 ・HARA, Daisuke and Makoto Miwa, "The well-formedness and the ill-formedness of the JSL type-III syllable",Proceedings of the Fifty-fifth Annual Meeting of the Chicago Linguistic Society, pp.205-220 (2020)
・HARA, Daisuke, “An information-based approach to the syllable formation of Japanese Sign Language”,Handbook of Japanese Applied Linguistics, pp. 457‒482(2016.1)
・原大介, “手話言語研究はどうあるべきか:捨象と抽象”,手話学研究Vol. 19, No. 1, pp. 29-41(2010.10)
・Hara, Daisuke, Kazuyuki Kanda, Yuji Nagashima et. al., “Collaboration between Linguistics and Engineering in Generating Animation of Japanese Sign Language: the Development of sIGNDEX Vol.3”,Challenges for Assistive Technology, pp. 261-265(2007.1)
・HARA, Daisuke, “A complexity-based approach to the syllable formation in American Sign Language”,CLS 38: The Panels, pp. 217-232(2004)
学会活動 日本手話学会理事(2018年12月~)
リアルタイムコミュニケーション言語時限研究専門委員会(電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ所属)副委員長(2016年6月~)
日本手話学会事務局長(2006年7月~2007年12月)
日本手話学会副会長(2002年6月~2006年7月)
日本手話学会会員
日本言語学会会員
日本英語学会会員
日本特殊教育学会会員
社会活動(研究に関する学会活動以外) 国立民族学博物館 客員教員(教授)(2016年4月~2021年3月) 
学内運営(委員会活動等) 入学者選抜制度委員会
ハラスメント委員会
国際化推進委員会
教務委員会
iPlaza世話人会
次世代文明センター運営協議会
他 
担当授業科目 学部:基礎英語1(c) 基礎英語1(d) 基礎英語2(c) 基礎英語2(d) 学部海外英語演習 
修士:科学技術英語2 修士海外英語演習 
教育実践上の主な業績 1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

プロジェクタ付ホワイトボード利用によるパワーポイントの活用
基礎英語1(c)(d)、基礎英語2(c)(d)の授業において、講義で講読する英語文献をPC経由でプロジェクタ付ホワイトボードに投影し、ホワイトボード上で、英文に下線を引いたり強調したりして、学生の理解の向上に努めた。オンライン授業では、iPadをホワイトボード代わりに利用し上記と同様の教育効果を得ている。


毎回の授業の積み重ねを重視した授業の実施
語学学習は日頃の授業の積み重ねが重要であることを考慮して、基礎英語では定期試験の代わりに、毎週課題を課すとともに、単元終了ごとに理解度を測るための小テストを実施した。基礎英語1(c)/(d)および基礎英語2(c)(d)は、課題を毎週提出させ、添削したものを返却した。基礎英語3(a)/(b)および基礎英語4(a)/(b)では、各単元ごとに課題を課し、授業の冒頭で課題に関連ある内容の課題確認テストを実施た。

最新の科学技術英語に関する文献利用
最新の科学技術を題材とした既存の教科書が存在しないため(出版に至るまでにタイムラグがあり内容が陳腐化してしまう)、インターネット上に掲載されているScience for students, Nature等から最新または比較的最新の文献を選択し、それらを教科書として印刷・配付し利用した。(基礎英語4(a)/(b)で実施)

TAによる補習を実施
基礎英語1(c)/(d)では、成績不振者や社会人学生のために、TAによる補習を2回ほど実施した。毎回の補習の内容は、講義内容、学生の理解度等を考慮しながら、事前にTAと打合せをして決定した。

学部海外英語演習・修士海外英語演習の安全教育の実施
毎年、夏休みの約1か月間実施される学部・修士海外英語演習に参加する学生に対して、異文化理解、海外渡航および滞在時のリスク・危険回避の方法等について講義・注意喚起を実施した。 


2 作成した教科書、教材、参考書

基礎英語1(c)(d)の教材
第1回目〜第8回目までの授業では、教科書を使わず、教員が資料およびパワーポイントのスライドを作成し、英文法の基本的事項を講義した.

基礎英語4(a)(b)用に作成した教材
最新の科学技術を題材とした既存の教科書が存在しないため(出版に至るまでにタイムラグがあり内容が陳腐化してしまう)、インターネット上に掲載されているScience, Nature等から最新または比較的最新の文献を選択し、それらを教科書として印刷・配付して利用した。 


3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等

なし


4 その他教育活動上特記すべき事項

Lunchtime ChattingにおけるTAの起用
International Communication Plaza(iPlaza)の活動の一環として行っている昼休みのチャッティング(Lunchtime Chatting:LTC)のファシリテーターに修士学生をteaching assistant(TA)として起用した。LTCに参加する学生にとってTAは目指すべき目標(モデル)になるとともに、TAにとっても英語がネイティブでない人に対して英語で分かりやすく話す訓練の場となっている。TAの選考に際しては、英語エイネイティブ教員とともに候補者と面談して採否を決定した。

海外英語演習先の開拓
2012年度よりカリフォルニア大学Davis校、2014年度からフィリピンおよびマレーシアでも海外英語演習を実施している。新規演習先で演習を行うにあたり、演習開始前年度および開始年度・翌年度には演習実施先を訪問し予定通り演習が行われているか視察するとともに改善に務めている。
2017年度には、マレーシアにおける演習の質の向上を図るべく、新規演習先の開拓を行い、2018年度からKDU College Universityへ学生を派遣することを決定した。
海外英語演習実施先の質の向上、実施校の開拓により、毎年、演習に参加する学生数は増え、該当する年度(2017年度~2019年度)には全学部生の10%以上が海外英語演習に参加した。

学生の海外留学支援
学生の海外留学の促進と支援のため、英語担当教員および国際化推進委員として、学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定派遣)に応募し奨学金獲得に務めた。これにより毎年20名前後の学生の海外英語演習参加を支援することができた。

英語力強化合宿
学部2年生および3年生の年度末に、E-SUPポイントがそれぞれ基準のスコア(2年生:60ポイント、3年生:80ポイント)に達していない学生に対して、その翌年度に、2日間にわたる英語力強化合宿を実施した。合宿では、英語学習方法の見直しおよび英語学習への一層の動機付けを図った。国際交流ハウス(Ti-House)で行い、期間中は日本語の使用を原則として禁止した。合宿最終日に行うテストの結果に応じて最高で20ポイント付与した。(2019年度は宿泊が伴わない通い形式で実施した。2020年度はzoomを利用しオンラインで実施した。)

英語スピーチコンテストの実施
iPlazaの活動の一環として、iPlaza開室以来、毎年、学内で英語スピーチコンテストを実施している。学生の自発的な参加を促すとともに、参加者には事前に英語ネイティブ教員との面談を義務づけ、英語原稿の作成やプレゼンテーション技術に関して個別に指導を行った。2020年度はオンラインで実施した。


知能数理研究室学部4年生に対する卒業研究・課題研究指導
2017年度・2018年度、知能数理研究室の学生1名が課題研究のテーマとして「機械学習を援用した日本手話音節適格性に関する研究」を選択したため、当該学生に対し、日本手話音節に関する最新のデータを提供するとともに、手話言語学・手話音韻論に関する専門的知識を適宜教授した。

知能数理研究室学生と共同研究を実施
知能数理研究室およびそこに在籍する学生とともに、日本手話音節の適格性に関して共同研究を行い、毎年、学生が筆頭発表者となるよう指導し学会発表を行った。 
その他

ページのトップへ戻る