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教授 江口建(Takeru Eguchi / エグチ タケル)

業績

プロフィール

学位 博士  
生年月日 年齢
所属研究室 人文科学(哲学)
研究分野 ドイツ現代哲学、現象学、哲学対話、子どものための哲学、教育手法(アクティブ・ラーニング)
URL
最終学歴 京都大学
職歴 豊田工業大学 教授 (2020年04月~現在)
帝京大学 理工学部 専任講師 (2016年04月~2020年03月)
東京大学 共生のための国際哲学研究センター 研究協力者 (2014年02月~現在)
東京大学大学院 総合文化研究科 特任研究員 (2014年02月~2016年03月)
主な研究論文 ・Takeru Eguchi, Intensified Daily Life — Toward a Phenomenological Zen-Gastrosophy: On the Ethics of Food-Zen as Human Education
Series Praxis of Coexistence in Cultural Diversity, Volume 2, Food and Civil Society, 2017, pp.53-87.

・江口 建,「哲学対話」型アクティブ・ラーニングに関する原理的考察および教育実践報告 ― 「動機」の発掘と「知的安心空間」の創出に向けて ―,研究年報 人文編 第22号,帝京大学宇都宮キャンパス,2016年,61-98頁.

・Takeru Eguchi, Zur genetischen Lehre des reinen Ich und dem Gedanken des „Ur-Ich“ bei Husserl: Der Anfang einer Phänomenologie der Phänomenologie — Im Übergang von den Ideen II zu den Bernauer Manuskripten —, in: Interdisziplinäre Phänomenologie, Vol.4, 2007, S. 79-102.

・Takeru Eguchi, Über den Zirkel oder den unendlichen Regreß in der Leibeskonstitution bei Husserl, in: Interdisziplinäre Phänomenologie, Vol.3, 2006, S.175-189.

・江口 建,「純粋自我」の発生論に向けて ― 『イデーンII』から『ベルナウ草稿』へ,アルケーNo.14,関西哲学会,2006年6月,90-103頁.
学会活動 関西哲学会 会員
日本現象学会 会員
フッサール研究会 会員
死生学研究会 会員
教養教育研究会 会員
社会活動(研究に関する学会活動以外) ・市民教育、社会連携活動の一環として、育児サークルの市民団体と「母親哲学カフェ」および「親子哲学カフェ」を多数実施。

・小学校、中学校、高校にて「哲学対話」を実施、またはファシリテーターとして参加(五ヶ瀬中等教育学校、朽木中学校、青森高等学校、作新学院高等学校、矢板東高等学校附属中、帝京大学中学校、豊郷中央小学校、宇都宮市立岡本西小学校など)。

・「高校生のための哲学サマーキャンプ」にチューターとして参加し、中学3年生と高校生に哲学エッセイの書き方を指導。
2015年7月31日―8月1日 於 国立オリンピック記念青少年総合センター
共催:上廣倫理財団、東京大学「共生のための国際哲学研究センター」

・「国際哲学オリンピック」代表選考会および直前強化合宿にチューターとして参加し、中学3年生と高校生に哲学エッセイの書き方を指導。
2015年1月17日―18日、2016年1月16日―17日
於 国立オリンピック記念青少年総合センター
共催:上廣倫理財団、東京大学「共生のための国際哲学研究センター」

・公開講座「こころの時間 ~ 哲学入門」
2012年5月26日(土) 於 哲学たいけん村(無我苑)
講演タイトル:「道具と人間」
主催:毎日文化センター
共催:愛知県碧南市 哲学たいけん村 無我苑 
学内運営(委員会活動等) 教務委員会
学生委員会
国際化推進委員会
iPlaza世話人会
次期長期ビジョン検討委員会
総合情報センター協議会
次世代文明センター運営協議会 
担当授業科目 学部:哲学入門、教養基礎セミナー1・2・3、工学スタートアップセミナー 
修士:科学・技術と人間・社会 
教育実践上の主な業績 1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

①対話型授業の実践
2020年度「哲学入門」(一年次後期、2単位)の科目において、「対話」形式の授業を実践した。当該年度は遠隔授業であったため、学生任せのグループワークではなく、間にいったん教員が入るファシリテーティブ・ダイアローグの手法を採用し、学生と対話しながら少しずつ問題を掘り下げ、思考を深めてゆく双方向的な授業を実施した。同科目は、当該年度の「オンライン教育優秀賞」の学生投票で投票順位1位、全学授業アンケートでは総合順位2位を獲得した。

②思考の訓練としての思考実験の自作
2020年度「哲学入門」(一年次後期、2単位)の期末レポートの課題として、道徳的ジレンマに関わる 「思考実験」を自作させた。考えるべきテーマを教員が指定するのではなく、考えるに値する思考実験を学生が自力で作り、その思考実験について自分で哲学的・倫理学的に分析するという、本学の学生にとっては、やや高度な取り組みであったが、思考実験を一から自作することがいかに難しいか、隙のない条件設定を考案し、それに基づいて自分で思考を進めることが、どれほど技巧と忍耐を要する作業であるかということを、学生自身が知ることができたという意味で、成果があった。

③リフレクション・シートの活用
2020年度「哲学入門」(一年次後期、2単位)の科目において、リフレクション・シートを活用した。毎週、授業中に、自分の考えや疑問を書いてもらい、それらのコメントをまとめ、翌週の授業でそれを叩き台として授業に入った。この手法を採ることによって、学生は前回の授業内容を反芻でき、しかも、自分のコメントに言及してもらえるため、その日の授業に意欲をもって参加することができる。さらに、他の人の感想や考えをシェアすることができる。レポート作成時にも役立つため、好評であった。

④ICTの効果的活用
2020年度「哲学入門」(一年次後期、2単位)の科目において、Google Classroomを効果的に活用して、学習の促進を図ると共に、学生のアフターケアを行った。用途としては、①その日の授業内容のまとめと整理、②次週の予習、③欠席者への対応、④自習の促進、という4つの目的に即してGoogle Classroomを有効活用した。哲学の授業においては、毎回、学生とのディスカッションで授業が進行するため、できるだけ丁寧に議事録をまとめ、そのつど掲載するよう心がけた。
また、ディスカッションを盛り上げるために、Zoomの投票機能や挙手機能を存分に活用し、賛成・反対の立場を可視化できるようにした。

⑤レポート剽窃検知ツールの導入
2020年度「哲学入門」(一年次後期、2単位)の期末レポートの添削に際して、レポート剽窃検知ツール「Turnitin」を導入した。その成果は、教務委員会に提出した教育活動関係予算の実績報告書にて報告済み。


2 作成した教科書、教材、参考書

①「哲学入門」(学部後期、2単位)用に作成した教材(2020年度)

②「教養基礎セミナー2」(学部後期、0.5単位、一部担当)用に作成した教材(2020年度)

③「教養基礎セミナー3」(学部前期、0.5単位、一部担当)用に作成したパワーポイント資料(2020年度)

④「工学スタートアップセミナー」(学部前期、1単位、一部担当)用に作成したパワーポイント資料(2020年度)

⑤「科学・技術と人間・社会」(修士通年、1単位、一部担当)用に作成したパワーポイント資料(2020年度)


3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等

①市民講座「~大人の学びなおし~デジタル時代の価値観を考えるリベラル・アーツ講座」第2クール
2021年3月10日(水) 於 ナゴヤ イノベーターズ ガレージ
講演タイトル:日本の教育不全を考える~ポスト・コロナ社会の学校教育、家庭教育、市民教育、そして道徳教育~​
主催:一般社団法人中部圏イノベーション推進機構

②市民講座「~大人の学びなおし~デジタル時代の価値観を考えるリベラル・アーツ講座」
2020年6月9日(火) 於 ナゴヤ イノベーターズ ガレージ
講演タイトル:「哲学対話」が拓く未来の教育と、これからの道徳教育のあり方
主催:一般社団法人中部圏イノベーション推進機構
協賛:岡谷鋼機株式会社

③山本美紀・江口建・佐野和美・塚原健太・津村健太・牧野悠・福田千枝子・古家正暢・横山明子:理工学部の初年次教育における自律型学修者の育成 ― アクティブラーニングによる学科合同授業を通して ―、『帝京大学高等教育開発センターフォーラム』Vol.7、2019年12月、107-113頁

④平澤孝枝・江口建:学生主導の教養科目から専門科目へのトランスレーショナル授業を目指して ― 「行動神経学」と「哲学対話」の融合授業の試み ―、『研究年報 人文編』第25号、2019年12月、79ー103頁

⑤塚原健太・江口建:哲学対話の評価論構築に向けて ― 教育評価論をひらく ―、『帝京大学ラーニングテクノロジー開発室年報』第16巻、2019年7月、69-76頁

⑥津村健太・塚原健太・江口建:「フレッシュマンセミナー」における調査活動を用いた授業実践 ― 「問いづくり」を起点とした協働的問題解決学習 ―、『帝京大学ラーニングテクノロジー開発室年報』第16巻、2019年7月、61-68頁

⑦江口 建:剽窃検知支援ツール「Turnitin」の有効性の検証ならびに学生の「剽窃行為」から見えてくる情報教育の課題、『帝京大学ラーニングテクノロジー開発室年報』第16巻、2019年7月、79-86頁

⑧江口 建:若者のSNSとの付き合い方から見えてくる現代社会の問題と現代文明の行方 ― 教養教育における情報リテラシー教育の根本課題 ―、『Report on the Teaching Praxis in "Freshman Seminar"』Vol.1、2019年3月、49-83頁

⑨江口建・平澤孝枝・石川朝子・塚原健太:「校則」と「体罰」をめぐる哲学対話 ― 高校生との対話を通して見えてくる隠れた権力構造と権利意識の問題 ―、『研究年報 人文編』第24号、2018年12月、129-172頁

⑩江口 建:「哲学/倫理学」関連科目に関する学生の需要とその充足度についての一考察 ― 授業アンケートとコメントシートから浮かび上がるもの ―、『帝京大学ラーニングテクノロジー開発室年報』第15巻、2018年7月、87-102頁

⑪提題発表:塚原 健太、津村 健太、江口 建
演題:フレッシュマンセミナーにおける調査活動の取り組み
ALP-WG/LT共催セミナー「初歩のPBL(Project Based Learning)の指導法~フレッシュマンセミナーと情報電子工学科での取り組み~」
第138回LTセミナー、2018年8月8日、於 帝京大学宇都宮キャンパス 
その他

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