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クラスター研究室
受託客員教授(常勤) 市橋正彦

掲載年度

2020

個別研究テーマ
(日本語)

分光実験による気相クラスターの電子構造研究(Electronic Structures of Gas-Phase Clusters by Spectroscopic Study)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 早川鉄一郎 (株式会社コンポン研究所・研究員)
寺嵜亨(株式会社コンポン研究所・研究顧問、九州大学・教授)
市橋正彦
研究概要

 金属および金属化合物クラスターの電子物性解明を主題として放射光を用いた分光実験に取り組み、磁性や光学特性、化学特性の起源である電子構造の探究を進めている。クラスターの電子状態は反応性にも深く関与している。とりわけ、金属酸化物触媒において金属原子の価数変化にともなって触媒活性が発現することに着目し、X線吸収分光(XAS)による電子状態解析を行っている。サイズ・組成を選別した酸化セリウムと他元素との複合化クラスターを対象として測定を行い、クラスターに含まれる酸素原子数とともにセリウム原子や複合化した原子の酸化状態が変化する様子を観測した。比較対象として酸化マグネシウムクラスターおよびその複合化クラスターに対する測定も行い、酸化セリウム系の優れた酸素貯蔵性や複合化した原子の特異な酸化状態変化についての知見を得た。このような結果を基に酸化セリウムクラスターを利用した触媒のモデル系作製および触媒設計について検討を進めていく。

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