個別研究テーマ編集

高分子ナノ複合材料
准教授 岡本正巳

掲載年度

2020

個別研究テーマ
(日本語)

ラッテクスナノ粒子の細胞毒性と組織工学への可能性探索(Cytotoxicity and potential application for regenerative medicineof of natural rubber latex particles)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 岡本正巳
研究概要

近年,ラテックス膜を用いた細胞外基質の形成や血管新生の報告がなされた.天然ゴムラテックス(NRL: Natural Rubber Latex)は血管組織の再生に有用である可能性を示しており,人体を模倣した組織再生に大きく貢献することが期待される.しかしながら,NRLの細胞毒性に関しては十分に理解されているとは言いがたい.
 この点に関して,我々はNRLナノ粒子の表面に存在するタンパク質の構造とその物理化学的性質を調べ,NRLの生体適合性について細胞毒性の観点から研究している.そして抗がん薬への可能性探索を行うことを目的としている.最近,生体外におけるNRLナノ粒子の正常またはがん細胞に対する細胞毒性およびプログラム細胞死についても詳細に研究し新しい成果が得られている.加えて,NRLナノ粒子の骨分化および骨形成に対する影響を調べて,NRL粒子を導入した骨基質の創成に世界で初めて成功しています.この研究を発展させるべく,ヒト間葉系幹細胞の細胞集塊形成とNRLナノ粒子による軟骨分化誘導効果に期待して,研究を進めている.

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