表面科学研究室 教授 吉村雅満
2022
プローブ顕微鏡を用いたナノ材料の評価
Charaterization of Nanomaterials by scanning probe microscopy
プローブ顕微鏡を用いたカーボン材料の研究をおこなっている。表面の形態観察に加え、ナノ機械特性や電気特性の測定を行っている。後者は、電流AFM、ケルビンプローブ顕微鏡、圧電応答顕微鏡を含むが、とくに、昨今、コンダクティブAFMを用いて化学的に形成したグラフェン内の伝導分布を明らかにした。また、ラマン分光法と組み合わせることにより回折限界を超えた光学評価を可能とする、探針増強ラマン分光法(TERS)、特に測定の要となる探針の開発を行っている。
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