多くの企業では製品化に対して,設計・試作してから品質に不具合があることが確認され,設計変更を繰り返されている.この理由はある目標とする機能に対して,設計者個人の知恵・知識で設計されることが多かったためである.そこで,設計業務を効率化するため,すなわち開発期間の短縮のため,試作の前に十分検討できる設計支援技術を研究することとした.
1)ある技術課題に対して,解決するためのアイデアが複数あった場合,品質確保や量産設計を見据えて,その中から最適なアイデアを定量的に選ぶ方法を研究
2)ある設計対象に対して,狙った基本機能は満足するものとして,その他のクレームにならない周辺の品質確保のための設計技術を研究
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