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システム光波工学
教授 保立和夫

掲載年度

2019

個別研究テーマ
(日本語)

光ファイバ中の誘導ブリルアン散乱による分布型歪・温度センシング/歪と温度の同時分離分布センシングの研究(Fiber optic distributed strain-temperature sensing using stimulated Brillouin scattering/Discriminative-distributed strain and temperature sensing)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 保立和夫
研究概要

本テーマでは、当研究室のオリジナル技術である「ブリルアン光相関領域解析法(BOCDA: Brillouin Optical Correlation Domain Analysis)」の機能・性能の向上を図る研究を展開します。BOCDA法は、連続光波の周波数、位相、そして強度を適当な波形で変調することで、光ファイバに沿って位置選択的に誘導ブリルアン散乱を発生させるユニークな技術です。光ファイバに沿ったブリルアン散乱の分布を測定でき、この散乱の特性変化から、温度や歪の分布情報が分かります。他の手法では果たせない㎜オーダーの空間分解能や高速測定が可能な技術で、既に測定器としての試作も進んでいます。温度と歪の同時分離分布センシングの為の原理も発明して、その機能実証にも成功しています。航空機等の構造物に光ファイバを神経網のように張り巡らせて、構造物に沿う歪や温度の分布を知り、その健全性診断を可能にする「光ファイバ神経網」を実現する技術です。本技術の機能・性能の向上、ならびに極限性能に関する理論的検討を展開します。

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