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システム光波工学
教授 保立和夫

掲載年度

2019

個別研究テーマ
(日本語)

光ファイバ中の自然ブリルアン散乱による分布型歪・温度センシングの研究(Fiber optic distributed strain-temperature sensing using spontaneous Brillouin scattering)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 保立和夫
研究概要

本テーマでは、当研究室のオリジナル技術である「ブリルアン光相関領域反射計測法(BOCDR: Brillouin Optical Correlation Domain Reflectometry)」の機能・性能の向上を図る研究を展開します。BOCDR法は、光ファイバ中の全点で生じる自然ブリルアン散乱を位置選択的に測定できる独自技術です。光ファイバへはその一端から光を入射すればよく、両端から光を導入する必要があるBOCDA法より簡単なシステム構成となります。BOCDA法に比べて信号強度は弱くなりますが、光ファイバが破断した場合でもその位置までは分布測定が可能であり、この点を重要視する用途があります。最近の実験で、5,280m長の被測定光ファイバに沿った歪計測において、3.95cmの空間分解能を達成しました。光ファイバ長と分解能の比は134,000となり、この値はBOCDR法での世界最高の性能です。本技術の機能・性能の向上、ならびに極限性能に関する理論的検討を展開します。

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