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高野孝義特任准教授
特任准教授 高野孝義

掲載年度

2019

個別研究テーマ
(日本語)

ステップ加熱法による多孔質体材料の熱拡散率、熱伝導率の計測方法に関する研究(Measuring Method of Thermal Diffusivity and Thermal Conductivity of Porous Materials Applying Rectangular Stepwise Heating)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 高野孝義
研究概要

 ステップ加熱法によれば、低熱伝導性の材料でも試料表面に大きな温度変化を起こしてしまうことなく、試料表面からのふく射熱損失の影響についても理論的に適切に見積もることができ、精度の高い測定が可能である。この場合、測定は真空雰囲気中で行われる。一方、開気孔を有する断熱材材料などの熱物性値は、実際に材料が使用される場である大気雰囲気中においての計測が望まれる。しかしながら、試料表面からのふく射による熱損失に加えて自然対流による熱損失が生じる影響で、実測結果を正しく評価することがたいへん困難になる。また、気孔内に存在する空気などの気体が熱伝達にどのように寄与するのかについては、これまで定量的に検討されていない点もある。本研究は、自然対流が存在する場においても実用的な測定を可能にすることを目的としている。そのために、試料表面からの自然対流熱損失を取り入れた新たな測定理論を考案し測定への影響について理論面と実験により検討を進めている。今後は、既存の測定装置を利用した測定を可能としていく。

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