個別研究テーマ編集

高野孝義特任准教授
特任准教授 高野孝義

掲載年度

2019

個別研究テーマ
(日本語)

内燃機関の燃焼室壁面熱伝達に関する基礎研究(Transient Heat Transfer to the Combustion Chamber Wall of Internal Combustion Engines )

個別研究テーマ
(英語)

研究者 高野孝義
研究概要

 往復動式内燃機関においては、高温高圧の作動ガスから燃焼室壁面に直接伝達されて損失となる熱量が存在し、これが利用可能な熱エネルギー量の中で占める割合が大きい。これは、壁面への熱伝達を制御することによって総合的な熱効率の向上が可能であることを示しており、このためには実際に生ずる筒内熱伝達現象の正確な把握が必要である。しかしながら、これを直接実測することはきわめて困難であり、定量的に正確な報告例がない。本研究では、燃焼室内全体で筒内の作動ガスから壁面に伝わる熱量の時間変化の測定法についての基礎研究を行っている。燃焼室内圧力の微小な変化の検出による熱移動量の測定、熱電対による燃焼室内ガス温度変化の直接測定、燃焼室壁面における過渡的伝導熱流束の測定を適用した総合的な熱伝達解析を進めている。複数サイクルの平均ではなく、単一サイクルの筒内圧力計測結果からそのサイクルにおける熱損失を計測することを目標としている。単一サイクルの筒内圧力変化の計測結果より熱発生率とそのサイクル間変動を示すことが可能となっている。

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