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量子界面物性
准教授 山方啓

掲載年度

2019

個別研究テーマ
(日本語)

K+の濃度変化に誘起されるカリウムチャネル分子の構造変化 (K+ induced structural changes of KcsA channels)

個別研究テーマ
(英語)

研究者 山方啓
研究概要

ナトリウムが溶存した中でカリウムイオンだけを選択的に透過させる膜タンパク質分子KcsAの構造変化を電気化学系と組み合わせた表面増強赤外吸収分光法を用いて調べている。電極表面に固定したKcsAの周りのカチオン濃度を変化させると、K+が溶存したときだけ1565 cm-1のバンドが増加することがわかった。このバンドはK+の濃度変化に応答したKcsAのopen-close構造の変化によるものであり、カルボキシル基を含むアミノ酸残基E71-D80の相互作用の変化によるものであることがわかった。遺伝子操作して作成したミュータントやK+の濃度変化に対してKcsAがどのような速度で応答するのかを時間分解赤外分光観察している。なお、本研究は福井大学医学部、老木成稔教授と清水啓史講師との共同研究によるものである。

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