研究室紹介 |
低炭素社会の実現を目指した高効率・低コスト太陽電池の研究開発
太陽電池を用いた太陽光発電は、2100年までには世界のエネルギーの7割を占めると予想され、エネルギー・環境問題を解決するためのクリーンな新エネルギー源として益々重要となっている。本研究室では、新エネルギー源の実現をめざした超高効率太陽電池、結晶シリコン太陽電池、集光型太陽電池や太陽電池用新素材に関する基礎的研究、デバイス物理に基づく光・電子機能デバイスの創製等に関する研究を行なっている。
上記研究の多くは、文科省やNEDOの研究開発プロジェクトとして採択されて推進している。現在、下記の2つの研究プロジェクトをNEDOから受託している。
①太陽電池セル、モジュールの共通基盤技術開発「先端複合技術シリコン太陽電池プロセス共通基盤に関する研究開発(先端複合技術シリコン太陽電池プロセス共通基盤に関する研究開発)」
②革新的新構造太陽電池の研究開発「超高効率・低コスト太陽電池モジュールの研究開発(高効率・低コストIII-V/Siタンデム)」
さらに、本学の「スマートエネルギー技術研究センター」では、これまで培ってきた超高率太陽電池の研究開発や超薄型結晶シリコン太陽電池の研究開発等、太陽電池の研究開発を核に、エネルギー生成、エネルギー貯蔵、エネルギーの変換、エネルギー制御に関する統合的研究を推進している。 |